2016年12月13日火曜日

自画像展。

上浦認定こども園のきりん組の皆さんがMAYA MAXXさんと一緒に描いた
自画像を大三島美術館 交流館に展示しています♪


元気いっぱい、ポップでカラフルな自画像、
是非、ご覧下さい♪





大三島美術館スタッフ 村上

2016年7月5日火曜日

松山市立姫山小学校のみなさん

7月3日に姫山小学校5年生の皆さんが来てくれました。
滞在時間は40分程度。人数が多かったので、今回はグループで「カタチ」探しに挑戦してもらいました。すぐには見つからないよう、カタチを切り抜いて周囲の情報が無いようにしてみました。
それでも約5分ほどで、皆さん見つけたようです。やはり鋭い・・・。







カタチを探してもらう目的は絵をよく見て感じてもらう第一歩になること。そこで、見つけたグループには、他の絵には同じようなカタチがないか、自分たちが見つけた絵にしか そのカタチが存在しないか、よく探してみるよう声かけをしました。
皆さん、真剣に観察してくれました。カタチ探しとは別に、気になる絵も出てきたようでした。



姫山小学校の皆さんには、探したカタチが入っていた絵の何がオモシロいのか、などをお話ししてみました。
もう一度、今度は家族の方と大三島観光がてら来てもらえたらいいな、という思いも込めて・・・。



美術館は楽しいところ、と思ってもらえたでしょうか?堅苦しいところでもありませんし、お作法などもありません。絵に触らないこと、飲食物を持ち込まないこと、この2点を守ってもらえればオッケーです。気軽な楽しみ方を見つけてください。
またのお越しをお待ちしております。

学芸員 稲葉






今治市立大三島小学校のみなさん。

6月17日、展示が変わったばかりのところに、大三島小学校5年生のみなさんが来てくれました。


今回の展示は、不思議な感じを与える絵を選びました。たとえば・・・
          


どうやって見たらいいのか・・・。ポイントは何なのか?
コツの掴み方が分かりにくいかな、という展示ですので、ワークシートを用意しました。
まずは「カタチ」探し。
絵の中の ごく一部を切り取って、そのカタチを絵の中から探してもらいます。
本当に小さい部分なので、時間が必要かと思いきや、5分程度でみんな どんどん
見つかります。みなさん鋭い!!


            


ほかに、タイトルをつけたり、面白い見え方を試したり、カエルを数えたりして遊んでいるうちに、あっという間に40分が経ちました。





大三島小学校のみなさんは地元ですし、夏休みにでも また遊びに来てください。


学芸員 稲葉





西条市立小松小学校のみなさん

6月5日(日) 西条市立小松小学校5年生の皆さんが、大三島美術館に来てくれました。
この日はあいにくの雨・・・・ 、ということで、急遽、大三島美術館での滞在時間が増えました。
なんと約2時間。
退屈しないように、学芸員がんばります。
注意事項もしっかり聞いてくれました。
大三島美術館は自由に楽しく過ごすことをお薦めしているので、「絵に触らない」「飲食物を持ち込まない(鉢植え、生もの 含む)」の2点だけです。



この日の展示は、「大三島と画家」。
大山祇神社のご神木はじめ、大三島の あれこれ が描かれている絵を複数、展示していました。
まずは、大三島探し。





目玉は、大山祇神社のご神木:大楠と、十七神社 です。
雨のため、神社参拝をできずに来たので難しいかと思いましたが、あっという間に発見されました。
みなさん、鋭いです。

この展示では、30周年記念の館蔵品展として、過去に大三島美術館が主催した選抜展に出品された作品の中から選んで展示していました。
京都展3回、東京展3回の合計6回実施しました。(町立時代は予算も人員も割いてもらえていたみたい。)
そこで、「京都と東京、日本画は画風が違うと言われるけど、どんな風に違うと思う?」と聞いてみました。壁の右側と左側で京都と東京と分けて展示していましたので、皆さん見比べながら よく見て考えてくれました。




楽しい見方を紹介したり。
日本画は本物の金銀を絵具として使うので、金をたくさん使った絵を見るとき、角度を変えると
キラッキラに光って、とても美しいのです。



自分で絵のタイトルを考えてもらったり(その絵に そっくりな先生が学校にいらっしゃるそうで、
大盛り上がりでした!)。
美術館の中で牛を探してもらったり(気になる方は大三島美術館へお越しください。牛はいつでも
美術館にいます)。
2時間楽しんでいただけたでしょうか。最後にしっかり 挨拶してくれました。

小松小学校さんは、昨年に続き2度目のご来館。
来年もお待ちしております。

学芸員 稲葉


和風な紋切りモビール キラキラ仕様

少し前になってしまいますが・・・。
今年も「じどうかん バリっこフェスタ 2016」に行ってきました。
昨年は「変身ゾーン」に入っておりましたので、フェイスペインティングを持っていきました。
今年は「地域連携ゾーン」で無料プログラムをお願いされました。
さあ!何か考えなくちゃ・・・美術館ぽい何か・・・・。予算も無いし・・・。
「紋切りモビール」に決定!!
試作を繰り返して出来たのがこちら。


江戸時代からある伝統的な遊び「紋切り」を使ったモビールです。
紋切り:1/2、1/4・・・に折った紙を切って広げると、紋のカタチになる遊び。
紋の種類はたくさん あります。





紋切りが伝統遊びなので、他の飾りは和風=折鶴にしてみました。
アルミフォイルを使っているのでタイトルは「和風な紋切りモビール キラキラ仕様」です。
密かなチャームポイントは、紋の裏側に貼る おさかなシール。これも学芸員のお手製。


当日の様子。


たくさんの方が参加してくれました。みなさん、かなりクオリティ高く出来上がりました。





余ったアルミフォイルで鶴に飾り付けをするのですが、凝った飾りにする方もいらっしゃいました。
参加してくださった皆様、ありがとうございました。
また、どこかで・美術館で 実施してみようと思います。





学芸員 稲葉











2016年5月13日金曜日

西原正舟(昭廣)水墨画展

「大三島の美術館を楽しむ会」の会員でもあり、
水墨画展で数々の賞を受賞されている西原昭廣さんの水墨画展が
4月29日から5月8日まで交流館で開催されました。


ゴールデンウィークということもあり、
連日、たくさんの方にお越し頂き、水墨画の説明に忙しい西原さん。




みなさん、じっくりと西原さんの作品に見入っておられる様子でした。





西原さんの奥様がお茶の先生ということで、来館者のみなさまにお抹茶のおもてなしも♪




芸術鑑賞をした後に美味しいお抹茶と、ほっこり、和やかな時間が流れます。


西原さんご夫妻のおかげで、交流館がとても賑やかで華やいだ空間になりました。


連休の忙しいさなか、10日間に渡り、交流館を盛り上げて頂き、本当にありがとうございました。


また、楽しむ会のみなさんには搬入作業や撤収作業をお手伝い頂きました。
この場を借りて、お礼申し上げます。


みなさん、ありがとうございました。


大三島美術館スタッフ 村上

2016年5月6日金曜日

ワークショップ「いまおるとこのかたち」

5月3日、大三島出身のアーティスト村上佳苗さんを講師にお招きし、
交流館でワークショップを開催しました。


今回のワークショップのテーマは「いまおるとこのかたち」


皆が自由に発想した大三島を紙粘土を使って、好きな形と色で表現します。


佳苗先生の話を真剣に聞く子供達。




制作スタート!
皆、楽しそうに水彩絵の具を混ぜ込んだ粘土をこねこね、こねこね。
ぺったんぺったん、新聞を貼ったカップの土台に貼りつけていきます♪





将来の夢がアーティストという彼女の島には動物も♪




最後は皆が作った島をならべて、しまなみ海道に☆






ワークショップにご参加頂いた皆さん、佳苗さん、ありがとうございました♪


~お知らせ~


大三島美術館、応接室に佳苗さんの油彩画を展示しています。
今回のワークショップのために作って下さった佳苗さん作の島も展示しています。
是非、この機会にご覧ください。




大三島美術館スタッフ 村上

2016年4月21日木曜日

「セラミックアートプロジェクト・一万個のプレゼント」

萩美術館のエントランスで開催されている
『セラミックアートプロジェクト・一万個のプレゼント』。


先日、萩美術館を訪れた稲葉さんが持ち帰った
「HEAD」と「タヌキ」が大三島美術館へやって来ました♪


このアートプロジェクトをおこなっているのは、韓国の陶芸家である禹 寛壕(ウ ガンホ)さん。


萩美術館のエントランスにある「HEAD」と「タヌキ」の中から好きな作品を1つ持ち帰り、
お気に入りの場所で写真撮影し、その画像を禹 寛壕さんのアドレスへ送ることで
このアートプロジェクトに参加することができるそうです。

2014年に滋賀県立陶芸の森美術館から始まったこのアートプロジェクトは、
2017年まで国内外の各地で展開されるとのことです。


早速、大三島美術館でも写真を撮って、このプロジェクトに参加させて頂きました☆


こちらがその写真。





この「HEAD」と「タヌキ」、大三島美術館の受付スペースに登場予定です。
是非、探してみてくださいね!


大三島美術館 スタッフ 村上

五月人形。

今日は気持ちのよい快晴の大三島、美術館を彩ってくれた桜の季節も過ぎ去り、
交流館もお雛さんから五月人形へバトンタッチです♪





衣替えした交流館に是非、お立ち寄りください♪
(五月人形の展示は4月27日までです。)


大三島美術館スタッフ 村上


2016年4月3日日曜日

交流館の展示「スクラップブッキング」

4月1日より始まっています交流館の展示「スクラップブッキング」です。
大三島町に押すまいの藤田益美さんの作品展示です。




スクラップブッキングとはお気に入りの写真を飾るペーパークラフトのこと。
1980年代にアメリカで誕生し、1990年代に大流行、今では日本やヨーロッパでも
大変人気があります。
台紙にイラストやタイトルを添え、写真ごとに思い出を書くことによって、
より鮮明に伝えることができます。自分史や家族の歩みを記録する新しい方法として
定着しつつあります。
(NPO法人スクラップブッキング協会HPより抜粋)

藤田さんの作品は、より立体的に、よりアーティスティックに制作された作品です。







写真の雰囲気、季節、行事などに合わせてデザインされており、写真アルバムとは違い
まさに 「作品」 です。
壁面に40以上の作品を展示しており、とっても華やかです。
入って来られたお客様も必ず足を止めて見て行かれます。


そのほかにも、立体作品がいくつか。これがまた とっても素敵です。


香水瓶型の作品(水色)が私は大好きです。

ヨーロッパのシャドウボックスや豪華な飛び出す絵本といったものが連想されます。

プレゼントボックスに最適では?


交流館がとても華やかな雰囲気になっています。
4月27日ころまで展示予定です。
みなさま、この機会にぜひ、お越しください。


学芸員 いなば