2015年12月22日火曜日

クリスマス フェイスペインティング♪


先週の土曜日、大三島美術館でクリスマス フェイスペインティングが開催されました。


毎年恒例になりつつあるこのイベント、
今年は上浦児童クラブの皆さんが遊びにきてくれました♪




型紙を使ったり、オリジナルの絵を描いたり、
普段は描くことのない手や顔に思いっきりペインティング!






描いたり、消したり、たっぷり楽しんだ後はサンタクロースになって、記念撮影☆





みんなケープと帽子がよく似合って、とってもかわいかったです♪



フェイスペイントの後は、大三島美術館の新しい展示を見てもらいました。




上浦児童クラブのみなさん、また美術館に遊びに来てくださいね!

大三島美術館スタッフ 村上

2015年12月13日日曜日

インターンシップ体験!

美術館にインターンシップで来ていた高校生の二人が感想を書いてくれました♪

私たちは、4日間、大三島美術館でインターンシップをさせて頂きました。
初日は不安や緊張がありましたが、職場のみなさんが優しく、おもしろく接してくださったおかげで楽しく過ごすことができました。
普段は聞けないような裏話を聞いたり、実際に美術館でしている仕事をさせて頂いて
いろんなことについて学ぶことができました。
ある日は3つのミュージアムの見学をさせて頂きました。
創設者によっていろいろな思いが込められていることを知って、美術に少し興味がわきました。
この4日間をとおして、いろんなことを体験させて頂いて充実した時間を過ごすことができました。
私たちも将来、やりがいを持てるような、そして、楽しいと思えるような職場につきたいです。
最後にいろいろ迷惑をかけたと思いますが、快く接して頂き、ありがとうございました!



今治北高等学校大三島分校 赤堀 小夏 ・ 平井 友里愛

「東予の誇れる産業遺産(たから)」 パネル展 in 大三島

現在、大三島美術館交流館では、東予地方局主催
「東予の誇れる産業遺産(たから)」パネル展を開催しています。


明治や昭和初期の大三島の町並みや別子銅山の歴史が分かるパネルなど、
とても興味深い内容です。


                          新地の町並み
 
 
                           煙草乾燥室
 
この他にも明治18年に撮影された宮浦尋常小学校などのパネルも展示されていますので、
在りし日の大三島に思いを馳せてみてください♪

パネル展は12月20日(日)までとなっています。
この機会にぜひ、ご覧ください。

大三島美術館スタッフ 村上

クリスマスツリー!

今年も受付スタッフご家族の協力により、交流館に巨大なクリスマスツリーがお目見えしました!


飾りつけは美術館にインターンシップで来ていた大三島分校の高校生がしてくれました♪

交流館入り口や美術館エントランスホールにもツリーを飾って、クリスマスの雰囲気満載です。



今年は師走だというのに、例年になく、暖かい日が続いて、
何となくお正月やクリスマスの実感がありませんが、
美術館でクリスマスムードを味わってくださいね。

~お知らせ~

19日にはクリスマスイベントとして、交流館でフェイスペインティングもあります。
お気軽に参加ください♪

大三島美術館スタッフ 村上

2015年11月22日日曜日

どんぐり すらいだぁ 2

大三島保育所の皆さんに続いて、今度は上浦保育所の年長さんが
どんぐり すらいだぁ作りに挑戦です♪

上手にトンカチを使って、スライダーを桜の木に打ちつけます。


好きな葉っぱや木の実を選んで、豪快に飾りつけ!



生け花を生けているかのごとく、夢中になって・・・。

児童館の先生が用意してくれた色彩豊かな植物たちがみんなの芸術の心を掻き立てるようです。


「どんぐり すらいだぁ」を作った後は、
みんなで酒井克典さんの植物の絵や大展示室を見学。


どんぐり すらいだぁに飾りつけした葉っぱや木の実もあったかな。


完成した「どんぐり すらいだぁ」は交流館に29日まで展示していますので、
どうぞご覧ください♪


大三島美術館スタッフ 村上



2015年11月12日木曜日

どんぐり すらいだぁ

今日は大三島美術館交流館で行われた「おでかけじどうかん」の様子をお届けします。
 
現在、大三島美術館で展示中の酒井克典さんの植物の絵にちなんで、
大三島保育所のみんなが「どんぐり すらいだぁ」作りに挑戦!
 

色とりどり植物の中から、好きなのを選んで、クレヨンでこすりだし。

 

年長さんはトンカチを使って、桜の木にスライダーを打ちつけるところから。
上手に出来たかな!?


スライダーが完成したら、思い思いにスライダーの飾りつけ!
みんな、真剣! そして、たのしそ~!





ススキの穂やイチョウ、こすりだしした絵もスライダーにくっつけて、
みんなの個性が溢れる、素晴らしい作品が出来上がりました!

私たち、美術館スタッフも子供たちの感性に感動しきり。

是非、皆さんにも見ていただきたいです。



 

交流館に「どんぐり すらいだぁ」を展示していますので、
ゆっくりと大三島保育所のみんなの芸術作品をご覧ください♪

伯方児童館の先生方、大三島保育所のみなさん、ありがとうございました^^

大三島美術館スタッフ 村上

2015年11月1日日曜日

菊間児童館のハロウィンパレード!

10月24日(土)、菊間児童館のハロウィンパレードに大三島美術館も あそびのプログラムを
持って行き参加してきました。
ハロウィンらしく、「フェイスペインティング - ハロウィンVer.」です。

5種類のハロウィン模様を用意

 

1 選んだクレヨンの色で紙に大きく描く
2 ちゃんと描けたか確認したら・・・
3 自分の顔や手に、同じ模様を描いてみる!
4 ハロウィンパレードに参加する!
 
紙に描いてもらった模様は、ぜんぶ つなげて 【 ハロウィン・モンスター 】になりました。
 
菊間児童館のみんなが作ったハロウィン・モンスターは、大三島美術館・交流館に展示中です。
11月29日まで展示しているので、みなさん ぜひ見に来てください。
 

 
学芸員がひとりで 出掛けたので、顔や手に描いてもらった様子が写真に撮れず残念>×<
 
学芸員 稲葉
 

2015年10月14日水曜日

作家さんが来館されました。

10月11日(日)、企画展「前田青邨と彼を取り巻く画家たち」で作品展示中の、大三島出身の
作家:酒井克典さんが来館されました。

酒井さんは、第6回前田青邨記念大賞を受賞されました。
大三島美術館は現代日本画の美術館で、明治維新から続く近代日本画の流れの中に大三島美術館のコレクションも位置するわけです。
その流れの中に素晴らしい作家はたくさん いらっしゃるわけですが、今回の酒井さんの受賞を
きっかけに、前田青邨を中心に取り上げることにしました。
大三島美術館には「田渕俊夫記念展示室」がありますが、田渕俊夫さんの先生が平山郁夫さん、
平山郁夫さんの先生が前田青邨です。

繋がっているのです!!

今回の企画展を実施するきっかけであり、地元出身の日本画作家でもある酒井さんの作品を
小展示室で展示しております。
酒井さんの受賞作品を見たい、というご要望も多かったため、中津川市からお借りしてきました。

 
「弥生の頃」
 
実際は もっと明るい色です。ぜひ、本当の色を体験しにお越しください。
 
 
酒井さんの来館に合わせて、いろいろな方が来られました。
小学校の同級生と先生が一番最初に来てくださいました。
 

 
 
一番右端が酒井さん。みなさん、とっても楽しそうに受賞作品の前で いろいろな話をしておられました。
この後も、たくさんの方が訪れてくださいました。また、企画展が始まって1週間ですが、
10月11日までの間にも、酒井さんを知る大勢の方々が訪れてくださいました。
ものすごく久し振りに大三島美術館を訪れた、という島の方も何人もいらっしゃいました。
皆様、本当にありがとうございます。
 
酒井さんの作品を展示することを後押ししてくださった皆さん、島の方々と美術館を繋ぐ機会をいただけたことを とても感謝しております。
 
島にたくさんあるミュージアムですが、絵画や立体作品などを展示できるのは大三島美術館
だけ。(村上三島記念館は書道のミュージアムです)。
ジャンルに関わらず、大三島出身のアーティスト作品を、これからも展示していければ素晴らしいと
強く思った一日でした。
 
企画展は11月29日まで。まだまだ余裕があります。
皆さま、芸術の秋、ふらっと大三島美術館までお立ち寄りください。
 
学芸員 いなば


2015年10月12日月曜日

大菊。

楽しむ会の方が大菊を持ってきてくださいました♪




大三島美術館の入り口で皆さんをお迎え。

もうすぐ、大輪の花が咲きそうです!

美術館の前を通る際は、ぜひ、立派な大菊を愛でてくださいね。

大三島美術館スタッフ 村上

2015年10月7日水曜日

秋季特別展示 スタート!

今日もここ大三島では気持ちのいい秋晴れが広がっています。

さて、大三島美術館では10月3日より秋季特別展示 前田青邨と彼を取り巻く画家たち
-花鳥画を中心に-が始まりました。

前田青邨記念大賞を受賞された大三島町出身の酒井克典さんの作品や
前田青邨、奥村土牛、小林古径、平山郁夫、安田靫彦らの作品を展示しています。
館蔵品展では見られない作品をこの機会にご覧ください。

 
安田靫彦 「布都御魂」

☆10月11日に酒井克典さんが来館されます。
  絵についてお話してみたい方は、ぜひお越しください。

また、10月3日の無料開館日にはたくさんの方にご来館いただき、ありがとうございました。

大三島ではちょうど地方祭が行われていて、
大三島美術館前もいなせな祭衆が行き交い、
だんじりや太鼓に笛、祭りのワクワクの雰囲気が満載。
私も休憩時間に外に出て、初めて見る大三島の祭りを楽しみました♪

大三島には13の集落があり、それぞれに異なる祭りの文化があるそうです。

 
4日の産須奈大祭では大山祗神社に各地区の山車や獅子舞が集結、
それは賑やかに盛り上がったそうです。

秋季特別展示は11月29日までです。
皆さまのご来館お待ちしています。

大三島美術館 スタッフ 村上

珍客 ご来館。

展示替えをしていたところ、交流館に珍しいお客さんが・・・。


動物について幅広い知識を持つ、受付スタッフのOさんによると、
シマヘビの赤ちゃんだそう。

私は長いものが苦手なので、そっと写真を撮りましたが、
皆で縁起物だといいね!と盛り上がりました♪


大三島美術館スタッフ 村上

2015年9月27日日曜日

「春と修羅」 中村 彬さん写真展

現在、大三島美術館交流館では
大三島町在住、中村 彬さんの写真を展示しています。

写真は全てモノクロ、25作品。
一枚一枚手焼きしているそうです。

中村さんが切り取る世界、是非ご覧ください。

 
 
 

大三島美術館スタッフ 村上

 
 
~中村 彬さんより~
 
「春と修羅」
 
景色の中に自分が溶けだしていく感覚。
現実と心象との行き来。
その境界で揺らめき昇る感情の原始。
原始の感情・・・
意味が粒子にかえっていくような。
粒子に遡行し、粒子が遡行する。
誰にも語られない物語を見ていくこと。
 
 
「春と修羅」というタイトルは宮沢賢治の詩からもらいました。
でも、詩の内容を写真で表現しているわけではなく、撮影した写真に
通ずるものがこの詩の中にあったので、言葉をお借りしました。
 
モノクロフィルムで撮影し、一枚一枚手焼きをしています。ピントルーペで
フィルムの粒子を覗くとき、光を感光紙に焼きつけるとき、現像液の中から
像が立ち現われてくるとき、膨らむ思いがあります。それら作品制作の過程も
含めて写真なのだと思い取り組んでいます。
 
写真の見方にも色々あると思うのですが、写真の表面ぎりぎりまで近づいてみたり、
全体を見渡してみたりと是非身体を動かしながら見ていただけたらと思います。
あとは見た印象をそのまま素直に受け取っていただいて、そして、もし・・・お時間に
余裕がありましたらその感想をノートに書いていただけたらとてもとても嬉しいです。
 
                                             中村 彬